創業・開業期
1970年代前半
千葉県北西部における急速な宅地開発と人口増加を背景に、地域交通の中核を担う民間鉄道として高津電鉄が構想される。
当時、既存鉄道網では十分に対応できなかった新興住宅地と都市部を結ぶことを目的に、八千代市高津地区を起点とした路線計画が立案された。
1974年
高津電鉄株式会社 設立。本社を千葉県八千代市に置き、地域密着型鉄道事業者として発足。
1976年
最初の営業路線となる**千葉快速本線(CK)**の一部区間が開業。
速達性を重視した運行体系と、当時としては先進的な設備を備えた通勤型車両により、沿線住民の重要な足として定着する。
路線網拡大期
1980年代
沿線人口の増加に伴い、千葉快速本線を段階的に延伸。
同時に、都市部と郊外をきめ細かく結ぶ路線として**津江戸線(TE)**が開業し、グループの基幹路線へと成長する。
この時期、通勤輸送の主力として46系電車が投入され、高津電鉄の標準車両として広く運用された。
都市化対応・多様化
1990年代
都市部へのアクセス強化を目的に、地下鉄方式を採用した**千葉市縦貫地下線(CJ)**が開業。
既存路線との直通運転により、利便性が大きく向上する。
また、沿岸部・新興地域への輸送拡充を目的として、後に蘇潮・花見川電鉄として再編される路線群の運営を開始。
グループとしての事業領域が拡大していく。
グループ化と事業基盤の確立
2000年代
鉄道事業を中心に、バス事業(高津電鉄バス)や沿線小売事業(TDストア)を展開。
鉄道・生活サービスを一体で提供する経営体制を整える。
この頃より旧型車両の置き換えが進み、車両更新とサービス水準の向上が本格化する。
ブランド刷新・現行体制へ
2010年代
高津電鉄グループのブランド刷新を目的に、新世代車両の検討を開始。
旧世代車両である46系は順次運用を終了し、歴史的役割を終える。
2010年代後半
フラッグシップ車両として6200(特急型)、通勤輸送向けに**6200TS(普通型)**を導入。
これにより、車両デザイン・サービス体系を現行世代へ統一した。
現在
高津電鉄グループは、
- 津江戸線(TE)
- 千葉快速本線(CK)
を中心とする広域鉄道ネットワークを形成し、地下鉄、LRT、地域路線を含む多層的な輸送体系を展開している。
創業以来培ってきた地域密着の理念を基盤に、今後も安全・安定輸送と沿線価値の向上を目指し、持続的な発展を続けていく。
